JavaScriptとは? ウェブサイトに「動き」を与えるプログラミング言語の基本

インターネットでウェブサイトを見ていると、ボタンをクリックすると新しい情報がポップアップ表示されたり、画像が自動的にスライドしたり、フォームに文字を入力するとリアルタイムでエラーチェックが行われたりするのを目にすることがあるでしょう。これらの「動き」や「対話性」は、一体どのようにして実現されているのでしょうか?
その答えが「JavaScript」というプログラミング言語です。この言語は、私たちが普段見ているウェブページに生命を吹き込む役割を担っています。
ウェブページの「動的」な要素を支えるJavaScript
私たちがウェブページを開くと、まずその骨格や構造が「HTML」という言語で表示されます。HTMLは、ページのタイトル、見出し、文章、画像などを配置するための言語で、例えるなら建物の設計図のようなものです。HTMLで書かれたページは、一度表示されると、通常はそのままの状態を保ちます。まるで印刷された紙のように、その内容が勝手に変化することはありません。これが「静的」な言語のイメージです。
一方、JavaScriptは、この「静的」なウェブページに「動的」な動きを加えることができる言語です。JavaScriptは、
ウェブブラウザ上で直接動作する唯一の動的なプログラミング言語です。この「動的」という点が非常に重要です。
具体的には、JavaScriptは以下のようなウェブページの動きを実現します。
- ボタンをクリックしたときに、ページを移動せずに新しい情報がポップアップ表示される
- フォームに文字を入力すると、リアルタイムでエラーチェックが行われる
- 画像が自動的にスライド表示される
- ページをスクロールするにしたがって、新しい情報が表示される
これらの動きは、HTMLだけでは実現できません。JavaScriptは、一度表示されたウェブページの内容を、ユーザーの操作や時間の経過などによって変化させたり、書き換えたりする能力を持っています。HTMLにはできない、リアルタイムな変化を与えるのがJavaScriptの役割だと考えてください。
GoogleタグマネージャーにおけるJavaScriptの役割
Googleタグマネージャー(GTM)の「カスタムJavaScript変数」は、このJavaScriptの「動的に情報を取得したり操作したりできる」という特性を活用しています 14。これにより、ウェブサイト上の様々なデータを分析ツールに送ることが可能になります。例えば、特定の画像がクリックされたときにその画像の詳細情報を取得したり、ページ内の特定の見出しのテキストを取得したりといったことが、JavaScriptを使うことで実現できるのです。
ちなみに、「Java」という似た名前のプログラミング言語がありますが、これはJavaScriptとは全くの別物ですのでご注意ください。JavaScriptは、よく「JS」と略されて呼ばれます。
まとめ
JavaScriptは、ウェブサイトに動きや対話性をもたらすための、ウェブ開発において不可欠なプログラミング言語です。静的なHTMLに、動的な機能を追加することで、よりユーザーフレンドリーでインタラクティブなウェブ体験を提供します。GTMのカスタムJavaScript変数を学ぶことは、この強力な言語の力をデータ計測に応用し、ウェブサイト分析の可能性を大きく広げることにつながります。
